見えないパスの存在 [休日]
「どこに行きたい?」の問いかけに、いちばん行きたいところをリクエスト。
日本のどこにでもある様な、風景を見ながら、
田舎の一本道をさらに進むと、夢にまで見たその場所にたどり着いた。
写真で見る風景とは違い、丁寧に整備された山間部に
田畑が広がり、もやの中にひっそりと存在した。
その場所は、許されたライダー達だけが訪れ、
霧の中に吸い込まれそうな不思議な錯覚に陥る。
ただ私は、この地でライダーになることは許されてはいない。
案内人から見えないパスを、特別に発行してもらったことと
山の神様に心から感謝しながら、清々しい空気を
胸いっぱい吸い込んで、「ありがとう」とつぶやいた。
2010-04-23 02:30
nice!(8)
トラックバック(0)