謎の石の行方 part2 [休日]
「何を?・・・」と言いかけた言葉をのみ込んで、
聞きたい気持ちを押さえ込む。
冒険好きの探究心旺盛な、彼ならではの提案である。
「いつもとちがう路地を入ると、きっと何か見つかるよ。」
確かに・・・と思いつつも、重い腰が上がらずで、
外出するのはやめにして
外出するのはやめにして
と、いう事で、ありえない世界があるかのような
私の大好きなジオラマチックな小さな世界が広がります。
金鉱脈の山のまわりの、小さな人々の話し声が聞こえてきましたよ。
「ピーッ、ピーッ」(笛の音)
「おらおら、よそ見をしていると危ないよ~。」
「こっち、こっちー」
「わかっとる、ここに金のお宝があると。」
「どこだぁ?」
「こ、こ、ここだよぉ。」
「下のバイクの兄ぃちゃん、安全運転でなぁ。」
「こっち、こっちー」
「わかっとる、ここに金のお宝があると。」
「どこだぁ?」
「こ、こ、ここだよぉ。」
「下のバイクの兄ぃちゃん、安全運転でなぁ。」
なぁ~んて、石の上で繰り広げられている世界に
私の妄想の域は無限に広がるのでありますっ。