灯台それは・・・ [休日]
風の少し強い曇り空、少し足を延ばしてみました。
九州が舞台となる「悪人」の映画を見てから、九州と灯台の
イメージが頭と身体からなかなか離れない毎日が続きます。
そんな思いをリセットする気持ちもなく、これが何を
意味するのか・・・と思いを巡らせても答えは出ません。
和歌山串本町の潮岬灯台(しおのみさき)は有名です。
紀伊半島南端にあり、近畿に台風が近づくと
お天気ニュースでは必ず「和歌山・潮岬」60キロの
地点、時速30キロの速さで南東方向に進んで・・・・
とニュースで流れますが
その近くにある、樫野崎灯台に行きます。
紀伊大島の断崖に建つ灯台で吉野熊野国立公園内に
あり、1890年に起きたトルコのエルトゥールル号が台風により、
この沖で座礁沈没し、多くの犠牲者を出した話があります。
目指す灯台はきれいに整備された芝生の公園の先にありました。
古い石造灯台にしては塗り替えられてきたのか、
広い空に白の壁がまぶしいくらい、堂々としています。
灯台内部には入れませんが展望台まで昇ることができました。
すばらしい景観を一望できる場所。
吹く風は少しきつく、潮の香りとまだ少し温かい・・・
深く深呼吸~
もう一度・・・・
北緯33度、東経135度・・・
遠い昔から熊野灘沖の太平洋を航行する大小の船の目印として
輝き続ける、昔もこれからも・・・
私は何を探しに?
答えが出ないまま「ま、いいかっ」っていつものように納得。
自分探しはこれからも続く・・・です。
このあと、大きな台風がこの灯台の近くを通り
私の熱も急上昇したまま、最悪な体調のまま。